アルムナイストーリー
再入社は人生の転機。
自信をくれたヒューマンリソシアに恩返しがしたい。
首都圏マッチング部
杉江 麻莉子
在籍時の仕事内容/転職について
―ヒューマンリソシアに入社した経緯を教えてください。
2013年1月に、アルバイト社員として入社し、営業部門に配属となりました。3歳からバレエを習っており、大学でも舞踊学を専攻。卒業後は、アルバイトをしながら舞踊活動を続けていたので、土日祝日はお休み、定時で帰れる仕事に就きたいと思っていた時、求人情報誌で当社の募集があり、エントリーし、入社させていただくことになりました。
―入社してからどのようなお仕事をされてきましたか?
発足したばかりのエリア営業部に配属となり、新規開拓のための飛び込み営業を半年ほどやりました。社会人経験が全くなかったので、名刺の渡し方も知らず、パソコンを使ったこともなかったため、電源はどこですか?という状態でした。そんな無知な私でしたが、同じ部署の方々が手取り足取り丁寧に教えてくださいました。仕事は楽しかったです。これまで経験したことのないことばかりで、もう未知の世界。名刺交換の研修ですら嬉しかったんです。営業先でも、顔を覚えていただくといろいろとお話しできるようになり、舞台を見に来てくれる方もいました。
―退職を考えられたのはどうしてですか?
エリア営業職のあと、既存顧客を拡販する営業を担当しましたが、仕事が忙しくなったため、舞踊活動との両立が難しく、残業の少ない営業事務に異動。しかし、ちょうどその頃、バレエ教室の先生を始めたこともあり、もう少しバレエに力を入れたいという想いが強くなり、2016年5月に退職をしました。その後は、バレエの先生をしながら、知り合いの会社で、週に一回、お手伝いをしていました。そこは、研修もマニュアルもない、営業も事務も秘書も全部1人でやるような小さな会社でした。そのときに、当社の手厚さを感じたんです。やっぱりヒューマンリソシアが良かったな…という気持ちになりました。
カムバックの経緯
―カムバックしたきっかけを教えてください。
長女の妊娠がわかったのですが、お手伝いをしていた会社では産休育休制度を使うのは難しく…。子育てをするのであれば、安定した収入が必要だし、仕事をしていないと保育園にも預けられない。この先どうしようと悩んでいました。そんなとき、ヒューマンリソシアの上司だった方に、妊娠報告と一緒に今後について悩んでいることも軽い感じでお伝えしたんです。
―上司の方とは、悩みを相談できる関係だったのですね。
頻繁に連絡はとっていませんでしたが、信頼関係は続いていると思っていました。そうしたら上司が「戻ってくる気はある?」と聞いてくださって。まさかの展開でしたが、2016年10月にアルバイト社員として再入社することになりました。このことがなければ、当社で働きたいという想いは伝えられなかったと思います。
―カムバックが決まったときは、どんなお気持ちでしたか?
この会社に恩返しをしたという強い気持ちが芽生えました。再入社したときは妊娠初期であったので、体調を崩し休んでも影響が出ないようにと、インサイドセールスの部署に配属してくれたんです。恥ずかしながら仕事よりもバレエが優先だった私に対し、ここまで考えてくれる会社はほかにはない。できることはなんでもやろうと決意しました。早々の再入社に申し訳ない気持ちもあったんですが、皆さん「すぐに戻ってくると思っていた」「待ってたよ、またよろしくね」とおっしゃってくださって。温かい雰囲気を感じ、感謝しかありませんでした。
カムバックしてからの仕事と環境
―カムバック後は、どのようなお仕事をされていたんですか?
1人目の子の産休育休後からは、派遣スタッフに仕事を紹介するマッチング部に所属。その後、2人目の産休育休を経て、2021年から正社員としてフルタイムで働いています。現在は、首都圏マッチングに在籍し、お仕事が満了予定の方への状況や希望確認を担当しています。
―現在の舞踊活動はいかがでしょうか?
舞台活動は2021年頃に辞めました。小さい頃から、バレエの道をひたすら進んできて、念願だったバレエの先生になることが叶った時、その先のビジョンが見えなくなったんです。今後のことを考えると、安定した収入を得て、子どものことをちゃんと考え、自分の時間も持てる働き方がしたいと思いました。そのときに、もうバレエじゃなくていいと踏ん切りがついたんです。これは、当社でさまざまな経験を積むことで、自分を客観視するようになったからできた決断だと思います。じゃあ、私は何がしたいのか?答えは、『ヒューマンリソシアで働きたい、会社に貢献したい』でした。今、バレエは趣味に変わり、自分を自由に表現できる時間として、月曜からの頑張る糧になっています。
―ヒューマンリソシアでの経験が、人生に対する考え方も大きく変えたんですね。
当社に入社して以来、さまざまな経験をさせていただきました。辛いこともありましたが、それ以上に楽しかったんです。営業の方だけでなく、他の部署の皆さんの働きにより、一つの雇用が生まれます。そのことに充実感を味わえますし、人と関わって働くことの楽しさも実感してきました。また、自分に自信が持てるようになりました。バレエでは、コンクールで入賞しても、それはゴールではなく、レッスンの日々は続きます。当社では、目標設定があり、頑張りが営業成績という形になって見えてくるので、達成感を味わえました。目標に向けて次も頑張っていこうという雰囲気のなか、少しずつ自分を認められるようになっていきました。
―ヒューマンリソシアで働くことの喜びが伝わってきますが、これまでで一番嬉しかったことはどんなことですか?
たくさんありますが、やはり、初めて成約をしたときです。上司のお膳立てがあっての成約でしたが、翌日の朝礼で「初めて成約しました」と話したら、別の上司が、私の目を見ながら大きな声で「おめでとう」と言ってくれたんです。バレエでは結果を出しても「おめでとう」と言われることがなかったので、超嬉しい!めっちゃ嬉しい!こんな嬉しいことあるんだ!って感激して。このときの喜びは一生忘れないと思います。思い出すだけで、今でも涙が出そうです。