アルムナイストーリー
少しの後悔を残しての退職。
働く人の良さを再認識しカムバックを決意。
コンストラクション事業部 企画推進部 インサイドセールス課
角谷 樹
入社のきっかけ/仕事内容
―ヒューマンリソシアに入社したのはいつですか。
2021年1月に中途入社しました。元々は、沖縄でマリンアクティビティスタッフとして、イルカのトレーナーをしていました。動物が好き、水族館も好き、そして目立つことが大好きということで、子供の頃から「絶対にイルカショーに出る!」って決めていたんです。でも、実際に働いているうちに、自分は動物より人と接する方が好きだと気づきました。それから、地元に戻り、テーマパークなどのレジャーやサービス業界で働いていました。
―入社のきっかけを教えてください。
結婚や出産など変わっていくライフステージを考えたときに、安定して長く続けられる企業で働きたいと思うようになりました。そんななか、人と関わることができる人材業界の営業職はベストだと思い、応募しました。営業はノルマが大変なのでは?と不安に思っていたところ、採用面接とは別に、中途入社した方々とのお話し会を開いてくれたんです。すごくいい会社だなと思い、入社を決めました。
―入社してからはどんな仕事をしていましたか。
人材派遣の営業職です。企業から案件をいただき、条件に合った派遣スタッフの紹介や、スタッフのフォローをしていました。自分にすごく合っている仕事だと感じました。人と関われるところはもちろんですが、定期的に訪問することで企業さまから案件を頂けたりと、地道な努力がダイレクトに成果につながるところに魅力を感じました。
―働く中で印象に残っていることはありますか。
派遣スタッフが契約を終了するときなど、「あなたのおかげで頑張れました」と感謝の言葉を伝えてくださったことが心に残っています。仕事は、人生の中で大きな割合を占めます。当社を選んでくださった派遣スタッフの方がいることに大きな責任を感じますし、そのスタッフが良かったと感じられる就職先を紹介することができたときに、やりがいを感じてきました。
転職について
―退職を考えられたのはどうしてですか。
2024年9月に退職したのですが、きっかけは結婚です。営業職としてまだまだ働きたいが、家庭も大切にしたい…どう両立したらよいかわからなくなり、悩んだ末に、家庭を優先することを決めました。上司は退職を引き留めてくださったのですが、せっかちな性格なので、次の就職先を決めてしまっていて。どうすることもできず…。辞めたくないという気持ちを少しだけ残しての退職でした。
―退職後、転職した会社はいかがでしたか。
新しい職場は、ヒューマンリソシアと雰囲気が全く違いました。当社で働く人は、明るく気さくで、コミュニケーション力も高い人が多いです。でもその職場は、人間関係があまり円滑でなく、明るい雰囲気ではありませんでした。また、営業事務として入社しましたが、経験があるからと新規営業だけやることになり、なんか違うかも…と感じるようになっていました。確かに家庭との両立はできていましたが、以前のようにガツガツと仕事ができない環境に満足できない自分もいて、ヒューマンリソシアにいた方が良かったかなという想いが常にあったように思います。
カムバックの経緯/働き方について
―カムバックしたきっかけを教えてください。
上司とは、定期的に連絡を取り、近況報告がてら食事に行ったりしていました。2025年の2月頃、仕事と家庭が両立できる仕事があるから戻ってこないかとお声がけいただいたんです。インサイドセールスの増員を行うため、契約社員として私を再雇用してくれることになりました。温かい上司であり、会社だと感じました。
―復帰された日はいかがでしたか。
当日は、不安だったんですが、皆さんが「久しぶり」と声をかけてくださって、すごく嬉しかったです。あとから知ったのですが、上司が「今日から角谷さんが復帰するから、皆さん声をかけてあげてください」と言ってくださってたみたいで。ちょっと恥ずかしかったです(笑)
―復帰されてから、働き方は変わりましたか。
インサイドセールスなので、電話での営業がメインになります。週5日、残業なし、ほぼ在宅で働けるので、家庭との両立というところではすごく助かっています。
―復帰前とあとでは、気持ちの変化はありましたか。
営業の頃、新規の企業に電話をし、アポを取り、交渉を経て案件が頂けるという一連の業務がすごく楽しいと感じていました。その一方で、就業を継続できなくなったスタッフの方との面談が、気持ちの部分で一番つらかったんです。寄り添いすぎて、自分も同じ気持ちになってしまい…。今の仕事は、スタッフのフォロー面談はありませんが、新規の企業の営業活動ができます。一番好きな業務を担当しているので、楽しい気持ちを増幅させながら、日々取り組んでいます。
家族からも、やっぱりヒューマンリソシアで働いている方が、私らしいし、楽しんで仕事していると言われました。私はヒューマンリソシアが好きで、そこでの仕事にやりがいを感じていたんだなと改めて気付かされました。